矯正歯科専門として一般歯科も経験しながら歯学博士号を取得。その後、アメリカUCLA審美歯科医コースに3年間渡米し、帰国後、日本国内有数のインプラント歯科医院でインプラントを経験し、ここ横浜市都筑区に開院した秋庭院長。

前回の矯正歯科医師インタビューに引き続き、今回はインタビュー第二弾として、秋庭院長の真骨頂である「審美歯科」や「インプラント」にクローズアップし、歯科医師「ドクター秋庭」の素顔にせまります。

(2011年11月:聞き手:03デザイン 三上)

審美歯科について

――前回のインタビューでは、矯正歯科についての思いをお聞きしましたが、審美歯科についても教えていただけますか。

審美歯科医
▲UCLA時代の仲間

親戚・親族が歯医者家系ということで、歯科医師という職業には誇りを感じています。そのことから、治療への強いこだわりが生まれ、矯正歯科専門⇒一般治療⇒そして渡米して審美歯科を経験することとなりました。

審美歯科の座学では、とにかく英語で苦労しましたが、実技のほうは手を動かすのでとても面白いものでした。

UCLA審美歯科のコースは、ドクターのコースと歯科技工士のコースに分かれていて同時進行するんです。

師事したマクラーレン教授の考え方として「ドクターも歯科技工士のことを知らなければいけないし、歯科技工士もドクターのことを知らなければいけない」と。「お互いのことを理解してなきゃダメだぞ」というプログラムだったんです。

技工
▲歯科技工についての実習

僕らが患者さんの歯を削るときには、アシスタントで歯科技工士さんが横に立つんです。僕が主治医となって1人の患者さんに歯科技工士さんが5人付き、それがチームとなる。例えばその患者さんに対してラミネートベニアが5パターンできるんですね。5パターン全部試して、一番良い出来の技工物を入れるんです。

それにプラスして、僕は自分で技工物を作っていました。ドクターでいる以上、技工士さんの立場も分からなければいけないと思ったんで、自分が診る患者さんの技工物は全部自分で作っていました。ですから自分のも入れて計6パターン。数多くの患者さんを診ましたが、1回だけ僕の作ったラミネートベニアが入ったことがありました。

ですから当時は、審美歯科医のコースだったんですが、矯正もやれば歯科技工も行うというとても充実した内容だったと思います。

――現地の患者さんを実際に診ながら、コースを学ぶというのはほんとに実践ですよね。

当時の審美歯科コースは、1年目にラミネートベニアやオールセラミッククラウンのテストがあったんですが、自分で知り合いの患者さんの連れてこなければならなかったんです。渡米して語学学校の友人くらいしか知らない状態。コースの仲間たちは自分の両親や友達を連れてきていました。

で、どうしたか。スーパーに「患者求む」と貼り紙をしたんです。「無料でやりますから患者になってくれませんか?」と(笑)。それでも中々見つからなくて期限がせまってきて、結局知り合いの知り合いの知り合いが見つかって。知り合いの中から、ラミネートベニアの適応の人を見つけるのは中々難しかったですね。そういった面で1年目は苦労しました。

――他にはどのような授業内容がありましたか?

面白い授業がありました。審美歯科医のコースは、エステティックデンティストリーとコスメティックデンティストリーの2つに分かれていて使い分けているんですが、平たくいうと人工美か自然美ですね。

自然美を勉強するということで、ニューヨークから画家の先生がきて、授業で1週間絵の描きっぱなし。鉛筆と画板と筆が渡されるんです。お互いの顔を描くんですが、最初はみんな笑っちゃうような、のっぺらぼうな平面の絵なんです。それが1週間後には立体感のある絵が描けるんですね。

それを歯にどう生かすか。「いかに歯のすき間を埋めて小さく見せるか」とか、形で操作するんですが、そのデッサンの授業を通じて色彩学や物のとらえ方を身に付けました。それは面白かったですね。

――他にはない変わった審美歯科のプログラムだったんですね。

マクラーレン教授
▲師事したマクラーレン教授と

また、マクラーレン教授が土日に学校の外部の人向け用にコースを開いてるんです。ラミネートベニアとかオールセラミックの作り方、いわゆる「歯科技工」の講習です。

それは僕たち生徒はフリーで受けられたので土日のほとんどは、その講習を受けていました。受けない生徒もいるんです。それは技工士さんのやる仕事内容だから自分には関係ない、ということで土日は遊んでいる人もいました。僕はせっかくアメリカに来てそういった機会があるんだからという思いから全部受けていました。

――歯科技工士さん選びにもこだわりはあったんでしょうか。

そういった分、開業時に歯科技工士さんを探すのにも苦労しました。やはりいい物を見ていたので目は肥えてました。⇒現在の歯科技工士さんはこちらです。

インプラントについて

――浦和のインプラント医院ではかなりの武者修行だったようですね。

インプラント歯科医
ネクタイ着用は浦和時代の経験から

残念ながら悪くなるまで放っておいて、歯周病などで歯を失う方がいます。審美歯科医コースを現地で受けているうちに「インプラント」も必要だと感じ始めました。帰国した2004年に、知り合いを通じて「関東で一番インプラントの本数の多い歯科医院を紹介してくれ」と頼みました。

それで浦和の歯科医院に就職。年間何千本という日本国内でも有数の歯科医院だったんですが、とにかくインプラントの勉強をしたい、本数を見たいという思いで経験させてもらいました。夏でもスーツ・ネクタイ着用、理事長をはじめドクター自らが掃除という環境で、インプラント以外にも「歯科医たるものは」という精神を学んだことは大きかったです。

ですので、矯正歯科→一般歯科→審美歯科・歯科技工→インプラントと一通り経験できたのが、当院のインプラントの強みです。

当院では小児担当の先生が在籍していることもそうなんですが、アメリカではとにかくチーム医療というものを学びました。難症例については、歯科口腔外科医が担当し、骨を造成して安全にインプラントをすることができます。

一般歯科について

――虫歯や歯周病などの一般歯科についての思いを教えてください。

矯正専門の歯科医としてまずはスタートしたんですが、最初はロクに歯も削れなかったし、どれが虫歯かも診断できないようなスタートでした。これではだめだと一念発起し、その後、一般歯科医院で留学経験のある先生に師事したことが渡米のキッカケとなりました。

歯科衛生士
▲スタッフの丁寧なクリーニング

一般歯科を通じて痛感ことは、やっぱり歯並びの悪さが、磨き残しを生み、虫歯や歯周病につながることです。だから矯正歯科には今でも医院として力を入れています。健康な歯を保てれば、インプラントも審美歯科も必要ないですからね。

その考えが、歯科衛生士をはじめとしたチームスタッフにも浸透し、当院の歯のクリーニングは一定の評価をいただけていますし、その予防意識の高さが患者さんにも伝わっていると思います。大変うれしいことですね。

小児歯科について

――お子さまもたくさん来院されていますね。

小児歯科
▲院内イベントでの様子

都筑区に住んでから分かったことなのですが、この辺りは日本でも一番子どもの多い地区らしいんです。子どもに特化というわけではないんですが、ご紹介で子どもたちがたくさん集まってくれています。

ドクターもスタッフも子どもが好きなんです。うちはとにかく小児の矯正による歯並び改善と歯ブラシ指導やクリーニングには自信を持って取り組んでいますので、お子様が集まるのは将来的によい傾向だと思っています。

成人の方で虫歯や歯周病になる方は、もう100%といっていいくらい、歯並びの悪い方、それにより磨き残しのある方、間違ったブラッシングをしている方なんです。子どもの頃から歯並びを改善し、正しいブラッシングの癖を付ければ、大人になっても健康な歯を維持できますので。

今後の展開と患者さんへのメッセージ

――最後に将来の展望について教えてください

特になんの宣伝もしていないのですが、おかげさまでご紹介が多く、皆さまには予約が取りづらく、ご迷惑をおかけしております。まずは、診療ユニットの増設ですね。

CTやレーザーなどの設備投資も積極的に行っていきたいですね。また、院内技工所も設けて、製作や調整などのレスポンスにも早く対応したいと考えています。

そして実家の静岡の医院の改装・新装です。そして地元静岡にもこちらと行き来するような体制を作り、静岡にも貢献していきたいと考えています。

――ありがとうございました。

今回は前回のアメリカ時代のお話や日本での勤務医時代のインタビュー内容に加え、治療内容の専門的なお話を伺いました。

秋庭院長先生のクリニックを来院される際はぜひこの「インタビュー記事を見た」とお伝えください。あなたにとっての今最善の治療方法のアドバイスをしていただけると思います。

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