インプラントの寿命はどのくらい？メンテナンスの重要性も解説

1. インプラントの寿命の目安

2. インプラントを長持ちさせるためのメンテナンスの重要性

3. インプラントの寿命を縮めるリスクと注意点

4. 横浜市都筑区の歯医者 ふれあいの丘デンタルクリニックのインプラント

1. インプラントの寿命の目安

インプラントは、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療方法です。耐久性に優れている一方で、寿命には一定の幅があるとされています。

①平均的な寿命

インプラントの平均的な寿命は、10年から15年程度とされています。ただし、正しく管理されている場合は、20年以上使用できるケースもあります。

➁素材の強度

人工歯根に使われるチタンは体になじみやすく、強度が高い素材とされています。しかし、上部の人工歯はセラミックが用いられることが多く、摩耗や欠けが起こる可能性があります。

➂骨との結合状態

インプラントは、顎の骨にしっかり固定されることが治療の成功に重要です。骨の状態が良ければ長く維持できる可能性がありますが、骨量が少なかったり喫煙習慣があると、固定が不十分になりやすく、寿命を縮める要因になることがあります。

④口腔内環境の影響

歯周病が進行していると、インプラント周囲にも炎症が及ぶ「インプラント周囲炎」が起こることがあります。これは寿命を短くする原因になることがあるため、注意が必要です。

2. インプラントを長持ちさせるためのメンテナンスの重要性

インプラントを長く使うためには、治療後のケアが欠かせません。人工物であるためむし歯にはなりませんが、周囲の歯ぐきや骨は天然の歯と同じように影響を受ける可能性があります。ここでは具体的なメンテナンスの方法を解説します。

①毎日の歯磨き

インプラント周囲に汚れが残ると、歯ぐきに炎症が起こりやすくなります。歯ブラシのほかに歯間ブラシやフロスを併用して、隙間の清掃を丁寧に行うことが大切です。

➁定期検診の受診

インプラント治療後は、3〜6か月ごとの定期検診が推奨されます。歯医者でのクリーニングや噛み合わせの調整を行うことで、トラブルを早期に防げる可能性があります。

➂生活習慣の見直し

喫煙は、インプラントの寿命を縮める大きなリスクとされています。また、糖尿病など全身疾患を抱えている場合も影響することがあるため、体調管理➂重要な要素といえるでしょう。

④歯ぎしりや食いしばりへの対応

無意識の歯ぎしりや食いしばりは、インプラントに大きな負担をかけることがあります。就寝時にナイトガードを使用することで、寿命を延ばせる可能性があります。

インプラントを長持ちさせるには、毎日のセルフケアと歯医者での定期チェックが大切です。治療後も適切な管理を続けることが、寿命を延ばすポイントになるでしょう。

3. インプラントの寿命を縮めるリスクと注意点

インプラントは適切にケアすれば長く使用できる可能性がありますが、注意を怠ると寿命が短くなることがあります。ここでは寿命を縮める主なリスクと、それを避けるための注意点を解説します。

①インプラント周囲炎のリスク

インプラントの周囲に歯垢や歯石がたまると、歯ぐきが炎症を起こす「インプラント周囲炎」を発症することがあります。歯周病と同じく、早期発見と予防が重要です。

②噛み合わせの不具合

噛み合わせが合っていない状態を放置すると、インプラントに過度な力がかかり、破損や骨へのダメージにつながることがあります。違和感がある場合は歯科医師に相談し、定期的に調整を受けることが大切です。

➂生活習慣病の影響

糖尿病や高血圧などの生活習慣病は、血流や免疫機能に影響を与え、治癒力を低下させることがあります。結果としてインプラントの安定性に悪影響を及ぼす場合があるため、全身の健康管理も欠かせません。

④喫煙習慣の影響

タバコに含まれるニコチンは血流を妨げ、インプラントと骨の結合を弱める原因となることがあります。また、治療後の炎症リスクも高まりやすいため、禁煙または本数を減らすことが望まれます。

⑤清掃不足によるリスク

歯ブラシだけでは、インプラント周囲の汚れを取りきれないことがあります。汚れがたまると細菌が増え、炎症やトラブルの原因になりやすいため、丁寧なケアが大切です。

これらのポイントに注意しながらケアを続けることで、インプラントを長く安定して使うことが期待できます。

4. 横浜市都筑区の歯医者 ふれあいの丘デンタルクリニックのインプラント

横浜市都筑区の歯医者 ふれあいの丘デンタルクリニックでは、歯を失った部分の機能回復を目的としてインプラント治療を行っています。インプラントはチタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に被せ物を装着して噛み合わせや見た目を補う治療法です。当院では歯科用CTを活用した診査・診断を行い、口腔内全体を考慮した治療計画を立案しています。

【横浜市都筑区の歯医者 ふれあいの丘デンタルクリニックのインプラントの特徴】

インプラントの特徴①：インプラント治療経験のある歯医者が担当

当院の歯科医師は、インプラントを専門的に扱う歯医者での経験を経て治療を行っています。骨が少ないなどの理由で他院で相談が難しかった方も、多くご相談いただいています。

インプラントの特徴②：歯科用CTを用いた診断

院内に設置された歯科用CTにより、顎の骨の厚みや奥行きを立体的に把握できます。これをもとに、治療の可否や方法について丁寧にご説明いたします。

インプラントの特徴③：噛み合わせや見た目にも配慮

矯正や補綴の知識も踏まえ、噛み合わせや見た目の調和を考慮した治療計画を立てています。特に前歯の症例では自然さを重視した設計を行っています。

インプラントの特徴④：静脈内鎮静法を用いた治療

治療中の緊張や不安を和らげる目的で、静脈内鎮静法（リラックス麻酔）を行うことができます。体調やご希望に応じて選択いただけます。

横浜市都筑区でインプラント治療をご検討の方は、まずは初診相談をご利用ください。症状や治療方法について丁寧にご説明いたします。

横浜市都筑区 ふれあいの丘デンタルクリニックのインプラントについて詳しくはこちら

まとめ

インプラントは適切な管理を続けることで、10年以上使用できることもあります。ただし、その寿命はセルフケアや歯医者での定期健診、生活習慣に大きく左右されることがあります。日々の歯磨きや定期検診といった習慣の積み重ねが、長期的にインプラントを維持する鍵となるでしょう。
インプラントについてお悩みの方は、横浜市都筑区の歯医者、ふれあいの丘デンタルクリニックまでお問い合わせください。

監修
院長：秋庭　恭（歯学博士）
■受講・セミナー
UCLA大学 審美歯科医 育成2年コース 修了
藤本研修会 エンドコース 修了
インプラント ベーシックコース（MAXIS Implant Institute）修了
インプラント アドバンスコース（MAXIS Implant Institute）修了
内藤正裕 補綴咬合コース 修了
日本臨床歯科補綴研修会コース 修了

■所属学会
厚生労働省臨床研修指導医
昭和大学病院地域連携歯科医院
益財団法人日本スポーツ協会公認スポーツデンティスト認定
一般社団法人国際口腔インプラント学会　認定医
都筑区歯科医師会
横浜市歯科医師会
都筑区保育園医

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ドクター・スタッフ